盆や正月には姉夫婦が子供を連れて帰省してくる。
いつもの光景だが、子供の成長は著しく年々遊び方が変わってきて、大人たちを困惑させることが増えていった。
まるで大人たちが退化していっているのではないか?と思わされるくらいに、半年会わなかっただけで体力が格段に身についているのが実感できた。
女の子 の成長は早いとよく言われるが、遊び方も話す言葉も大人に近づいているのが実感できた。
この夏休みも姉は旦那を休ませるためと、2人で実家にやってきた。
姉はひたすら旧友との親睦を深め、子供の世話は俺やお袋の仕事だった。
お袋も以前は孫の世話を喜んでいたが、今では体力が持たないと俺の役割に変わっていった。
姉とお袋が買い物にでかけた後、姪っ子と俺は遊びを兼ねて昼食を作ることにした。
ホットケーキが食べたいと言う事で、ホットプレートを出し、好きな形に焼きながら昼食を楽しんだ。
子供の世話は得意と言っていい。
教員免許のために教育実習に出ていることが、家族からも信頼されているのだと思う。
トッピングを色々用意しながら、ホットケーキを楽しんだ後、片付けを一緒にやることが大切。
ここにも遊びの要素を入れながら、楽しい、面白いと思わせる工夫が大切だ。
洗剤で食器を洗うときにはシャボン玉を作ってみたり、テーブルをきれいにする時も陣取り合戦をしたりと、遊びの要素があれば子供は楽しそうに手伝ってくれるもの。
食べ残したものにサランラップをし、冷蔵庫に入れてもらうお手伝いをお願いしたが、サランラップを上手く貼り付けることができないらしく、悪戦苦闘していたので少しだけ手伝ってあげた。
全てを手伝わないことが大切で、コツさえ掴めば大人より要領はいい。
サランラップは静電気で吸いつけようとする力と、粘着性があることを教え、直接お皿に貼り付けるテクニックを伝授した。
コツは掴んで、小さなお皿はできるようになっていたが、大きなお皿はまだ手が小さいために上手く着けることができないらしい。
後ろから手を回して手伝ってあげるが、どうしてもやりたいらしく俺がサランラップを引き出す手を引っ張るので、その手が邪魔で上手く着けることができなかった。
「ちょっと手をどけて」と頼んでも、負けん気が強いのか手を出すのを止めなかったので、冗談で俺はサランラップで両手をぐるぐる巻きにして、邪魔できないようにした。
その隙に後片付けを済ませたが、両手が不自由なのが楽しいらしく、そのままの格好で台所に来ては何か手伝おうとする。
皿を落としそうになるので、サランラップを取ってしまおうとするが、それは嫌だと拒否をされる。
けれど不自由な手のままでは危ない。
お手伝いは終わりと言っても言うことを聞いてくれないので、今度 は歩けないようにサランラップで両足をグルグル巻きにしみた。
またそれが楽しいらしく、ソファの上で動かない手足を眺めながら動き回っていた。
毛虫やえびなど一人で遊んでいたが、だんだんとスカートが上に上がっている。
本人はお構いなしに、不自由な両手両足で動けない自分を楽しんでいる。
下着が見え始めた頃から注意しなければいけない気持ちと、このまま見ていたい気持ちが葛藤をはじめ、俺の意思はあっさりと負けた。
「何しているの?」と笑いながら近づき、露になった下半身に手を忍ばせていった。
幸いこの日のこの時間は姪っ子と俺のふたりきりだった。
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『姪っ子10セット』&『弟の彼女3セット』